入社して10年以上経ちますが、この仕事の面白さは、提案した商品が売れたかどうかがすぐ分かる、結果の早さだと感じています。
現在は大手スーパーを担当し、北関東や埼玉・東京の各店舗へ青果物を納入するのが主な業務。大型店舗に納入するため、商品のロットも大きく、提案次第では大きな金額を動かせる喜びもあります。
こうした大手スーパーとの取引価格は、売出し日の一週間前に決定しなければならないのですが、その後天候不順になると青果物の入荷量が減り、価格が高騰してしまうこともあります。
そうした場合、私は地元の青果市場だけでなく、全国の市場関係者や同業の仲間と日々情報交換し、産地や天候状況などを分析して仕入業務を行っているため、よりリスクの少ない取引が可能となっています。
青果の仲卸という仕事は、ともすると価格競争になりがちです。ただ、それだけではお互いにメリットはないので、日頃から積極的に提案をすることにこだわっています。
これまでも新しい産地やユニークな野菜などを探してきたり、消費者が使いやすいようにサイズが異なる野菜の詰め合せを提案したりと、オリジナル商品の開発を行ってきました。
今後も、お客様の競合店となるスーパーの動向や仲間からの情報など、様々な場所にアンテナを張りながら、消費者に選ばれる商品を増やせるようにしたいと思っています。
私たちのミッションは、お客様の店舗の売上を上げることです。それがすなわち、私たちの売上につながるのです。
現在の目標は、全国の仲間から信頼される存在になること。「困った時は、カネイチ青果の平山に聞けば大丈夫」と思ってもらえるように、トレンドの収集や産地の開拓に励んでいきたいと考えています。
05:00 出社。昨日仕入れた青果物をチェック
06:00 市場の入荷状況を見て回り、情報収集を行う
07:00 社内で、取引先バイヤーと商談
09:00 伝票の確認などの事務処理
12:00 昼食
13:00 担当スーパーの売場回りや競合店の調査
14:00 翌朝出荷する青果物を仕入れ、翌日の段取りを行う。
15:00 退社